神経のない歯を長持ちさせるには
こんにちは、藤井寺市の駅近くの歯医者、藤井寺駅南口アールズ歯科・歯周病クリニックです。
虫歯などが原因で歯の神経を取ってしまった方は多いと思います。神経が無くなった歯はどうしたら長く持たせられるのでしょうか。
どうして歯の神経を取るの?
歯の神経を取る(抜髄)ことをどうして行なう必要があるのでしょうか。
よくある事象としては以下のことが挙げられます。
虫歯
歯周病
破折(事故、打撲など)
被せ物を入れるため
自然死(強い衝撃、矯正治療など)
咬耗やブラキシズムで神経が出てきた
など多岐に渡ります。
歯の神経を取ったらどうなるの?
歯の神経を取ると歯の根が折れやすくなったり(歯根破折)、新たに虫歯が発生しても痛みを感じないために、重症化しやすいことなどが挙げられます。
歯の神経を取ったらどのくらい持つの?
単純に神経を取ると何年持つのかということは答えがありません。
なぜなら、その歯の歯質量(自分の歯の残っている量)や被せ物の種類、それまでに何度再治療しているのかなど、その歯の状況によって異なるからです。
歯根破折の72%が根管治療している歯だったという報告もありますので、歯が折れやすくなるのは事実のようです。
神経のない歯を守るには
丁寧な根管治療を受ける
可能であればラバーダムを使用したいですね。当院では希望制です。
樹脂製の土台にする
金属の土台は歯根破折のリスクが高いです。
しかし樹脂製の土台は破折リスクが低い一方で、再治療の際の除去が難しいという難点があります。
再治療にならないようにする
根管治療より被せ物の素材や適合性の方が長持ちに影響します。
被せ物を樹脂やセラミックにする
銀歯や金歯(ゴールド)、アマルガムは歯根破折の割合が多いという報告があります。
欠損部にも歯をきちんと入れる
歯があるところばかりで咬むことにより過剰な力が掛かってしまいます。
夜間にナイトガードを入れる
歯ぎしりやくいしばりは過剰な力を与えてしまいます。
定期的な健診を受ける
参考文献
Seo DG et al. (2012) Analysis of factors associated with cracked teeth. J Endod.
当クリニックでは他院からのセカンドオピニオンも受け付けております。
安心して治療を受けていただくために、プライバシーに配慮した個室診療になるよう設計しております。
WEBからの予約は24時間受け付けております。
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