骨粗鬆症になると歯周病になりやすくなる

   

こんにちは、藤井寺市の駅近くの歯医者、藤井寺駅南口アールズ歯科・歯周病クリニックです。

推計患者数1,590万人(内治療を受けている方は138万7千人程度)と言われる骨粗鬆症。骨粗鬆症は、骨密度や骨質の低下により骨折リスクが高まる疾患です。骨を壊す細胞と作る細胞のバランスが崩れることで発症し、特に女性は閉経後のホルモン減少で急増します。自覚症状がないまま進行するため、適切な栄養と運動で「最大骨量」を高め、将来の骨折を防ぐ土台を作ることが重要です。

 

骨粗鬆症になると歯周病リスクが高くなる

骨粗鬆症と診断された患者さんは、そうでない方と比較して、慢性歯周炎に罹患するリスクが約2倍に高まることが研究によって明らかになっています。さらに、大規模なデータ解析の結果では、根尖性歯周炎(歯の根の先に炎症が起きる病気)についても、約3.4倍という高いリスクで発症しやすいことが示されています。これらの結果は、全身の骨密度の低下が、お口の中の土台となる骨や歯周組織の健康状態にまで深く影響を及ぼしていることを裏付けています。

 

お口の清潔さが骨粗鬆症に影響します

歯周病があり、かつ口腔衛生状態が悪い患者さんの場合、骨粗鬆症を抱えているリスクは歯周病のない人に比べて約6倍という極めて高い数値を示しています。しかし、同じ歯周病患者さんであっても、お口の中が清潔に保たれていれば、そのリスクは約1.3倍にまで大きく低下します。

この劇的な差は、骨粗鬆症による影響(全身的な因子)があったとしても、お口の中をきれいに保つという「局所的なケア」を徹底することで、病状の悪化を大幅に食い止められる可能性を示唆しています。つまり、骨粗鬆症の患者さんにとって、日々の丁寧なブラッシングや歯科医院でのメンテナンスが、お口と全身の健康を守るための非常に有効な防衛策になるということがいえます。

 

参考文献

Hong SJ, Yang BE, Yoo DM, Kim SJ, Choi HG, Byun SH: Analysis of the relationship between periodontitis and osteoporosis / fractures : a cross-sectional study. BMC Oral Health, 21: 125, 2021.

Huang YF, Chang CT, Liu SP, Muo CH, Tsai CH, Hong HH, Shen YF, Wu CZ: The impact of oral hygiene maintenance on the association between periodontitis and osteoporosis: A nationwide population-based cross sectional study. Medicine, 95: e2348, 2016.

当クリニックでは他院からのセカンドオピニオンも受け付けております。安心して治療を受けていただくために、プライバシーに配慮した個室診療になるよう設計しております。WEBからの予約は24時間受け付けております。

 



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〒583-0027 大阪府藤井寺市岡2-7-18(松屋さん隣)

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